カメラリスト

RICOH AUTO HALF SE リコーオートハーフSE 

 

カメラリスト No.1

 

まずは、基本データから整理していきます。

リコーオートハーフSEの基本データ

 

山口卓郎のカメラノートより

品名 リコーオートハーフSE
分類 ハーフ判レンズシャッターEE
レンズ リコー25mm F2.8
シャッター 1/30・1/125
新品価格 14,800円
状態 中古
購入価格 500円位
購入年月日 2000年6月26日
購入先 骨董屋
メーカー リコー
製造年月日 1967年(S42年)
備考 レンズ #1199619

 

メーカー公式データより

引用元:リコーイメージング(株)
発売年月 1967年9月
フィルムシステム 35mmパトローネ入りフィルム(135)
画面サイズ 24×17mm
レンズ リコー   25mm F2.8 3群4枚構成(設計理研光学、製造富岡光学)
フォーカス 2.5mに固定焦点
シャッター セイコーシャ BS 11-5  1/125(AE時) 1/30(フラッシュ時)
露出計 セレンメーター、針押さえ式AE
特徴 フィルム装填、巻き上げで自動的に1コマ目まで送られる。セルフタイマーつき
大きさ 巾 89mm 高さ67mm 奥行き 34.5mm
質量 350g
価格 14,800円 ケース・ストラップつき  黒仕上げは 15,500円
見分けかた カメラ上部に SE の文字

 

カメラ年鑑より

リコーオートハーフSE(1967年発売)は、「カメラ年鑑1968」に載っていました。

引用元:カメラ年鑑1968(日本カメラ社
カメラ名 リコー オートハーフSE オートハーフS オートハーフE
レンズ リコー F2.8 25ミリ 3群4枚
シャッター セイコーシャBS11-Ⅲ エバーセット式 1/125秒 シンクロ1/30秒 X接点
焦点調節 固定焦点
ファインダー プライトフレーム付 倍率0.32
露出計 セレン式 1/125秒単速EE 連動範囲EV10~16 ファインダー内警告マーク
大きさ、重量 89×67×34.5ミリ 350グラム(SE,S) 330グラム(E)
その他 スプリングによる自動巻上 巻上能力約30枚 クランク式フィルム巻戻 フィルムカウンター自動復元 SE,Sはセルフタイマー付 SEはフィルムオートスタート式
価格 (SE)13,600円 (S)12,600円 (E)11,600円 ケース1,000円 ストラップ200円

引用元:カメラ年鑑1968(日本カメラ社

スプリングモーターによるフィルムの巻上げとEE方式は同じだが、Sはセルフタイマー付、SEはセルフタイマーのほかフィルムの装填が簡易化されている。

フィルム巻上げはボデー左底部の大型ノブをいっぱいに巻上げておくと、シャッターボタンを押したあとフィルムは自動的に1コマ送られ、次の撮影準備が完了する。スプリングによるフィルムの巻上能力は30枚前後である。さらにSEではフィルムを装填したときラチェット式のノブを巻上げると、最初の1枚目が自動的にセットされるオートスタート式を採用している。

レンズはリコーF2.8・25ミリ、3群4枚のテッサータイプ、焦点は3メートルにセットした固定焦点で、1.5メートルから遠方までが被写界深度にはいる。シャッターはセイコーシャBS11-Ⅲの特殊タイプ、2枚羽根でスプリングが常時セットされているエバーセット式で、オートでは1/125秒、マニュアルでは1/30秒になる。露出は1/125秒の単速EE、被写体の明るさによって2枚の絞羽根で絞の大きさを変え、ASA100でEV10~16の範囲が写せる。EE撮影で被写体が連動範囲内にあれば、ファインダー内に黄色マークが見えるが露出不足になると赤色に変わる。使用フィルムはASA25~400、ボデー上部でASA目盛をセットするとメーターが回転し、露出をフィルム感度にマッチさせる。シンクロ接点のXは1/30秒である。

ファインダーはブライトフレーム付で倍率0.32倍、視野は実画面に対して85パーセント、フィルムの装填はリコー式のイージーローディングをとり、フィルムはクランク式に巻戻す。裏蓋は開閉式、SとSEのセルフタイマーはレバーを倒すと6.5秒でシャッターが切れる。このほかSEとEにはボデー前後にスタンダードの縞模様のほかレッドカラー、ホワイトカラー、オプチカルアートミラー、クラシックカーのデザインがある。SEは1967年9月、Sは65年3月、Eは66年11月発売。専用付属品・フィルター(UV・Y2、ND4の角形)八〇〇円 フラッシュユニットアダプター二〇〇円 ハーフフラッシュ九五〇円 リモートコントローラー(アダプター付)八八〇円 同アダプター二八〇円 セルフタイマー六八〇円。

 

 

リーコーオートハーフシリーズ

「リコーオートハーフ」は、理研光学(現 リコー)が製造したハーフカメラです。

1961年から1979年までモデルチェンジを繰り返し、デザインもバリエーション豊富です。

これらは、「リコーオートハーフシリーズ」として分類されています。

今回ピックアップした「リコーオートハーフSE」はその中の一つです。

 

 

ハーフサイズカメラとは?

そもそも、フィルムのサイズは「ライカ判」(35mm判ともいう)という【24mm×36mm】が世界基準です。

その半分のフィルムサイズ【24mm×18mm】を「ハーフ判」といいます。

そして、このハーフ判フィルムを使うカメラをハーフサイズカメラといいます。

略して、ハーフカメラです。

 

 

画面寸法のいろいろ

【24mm×36mm】・・・「ライカ判」「35mm版」と呼ぶ。

【24mm×32mm】・・・「ニホン判」※あまり普及せず。

【24mm×24mm】・・・「ロボット判」

【24mm×18mm】・・・「ハーフ判」(ライカ判の半分という意味)

 

いよいよ撮影開始!

さあ!次は実際に撮影していきたいと思います。

と、言いたいところですが、カメラの中を見てビックリ!(;゚Д゚)

まずは、お掃除をしようと思います。

 

 

 

 

おまけ:
リコーオートハーフSEが発売された1967年はどんな年だった?

私が生まれた1967年でもあるわけですが、どんな年だったのか調べてみました!

 

1967年 こんなカメラも発売されました!

1967年に発売された国産カメラの一部をまとめてみました。

日本には色々なカメラメーカーがありましたね。

発売月 メーカー 品名 分類
2月 オリンパス オリンパス ペンFV 18×24ミリカメラ
3月 コニカ コニカ アイ2 18×24ミリカメラ
3月 オリンパス クイックマチックEEM コダパックサイズカメラ
3月 オリンパス オリンパス35LC 35ミリカメラ
3月 コニカ コニカオートS1.6 35ミリカメラ
4月 ヤシカ ヤシカ TLスーパー 35ミリ一眼レフカメラ
4月 ヤシカ ヤシカ12 6×6二眼レフ
4月 キャノン キャノン デミEE28 18×24ミリカメラ
4月 ペトリ ペトリFT 35ミリ一眼レフカメラ
5月 日本光学 ニコンF・アクション 35ミリ一眼レフカメラ
5月 アートビュー アートビューⅢ 5×7(4×5) ビューカメラ
5月 ミノルタ ミノルタ オートパック500 コダパックサイズカメラ
6月 リコー リコー シングレックス TLS 35mmフォーカルプレンシャッター一眼レフ 35ミリ一眼レフカメラ
8月 マミヤ マミヤプレス・スーパー23 プレスカメラ
12月 コーワ コーワ・シックス 6×6一眼レフ
12月 リトレック リトレック・シックス 6×6一眼レフ

 

当時の物価は?

リコーオートハーフSEの価格は14,800円でしたが、当時の物価は?

総人口 100,196,000人 総務省統計局「日本の長期統計系列」
出生数 1,935,647人(ベビーブーム) 厚生労働省の人口動態調査
大卒初任給 30,600円(S43年) 厚生労働省の賃金構造基本統計調査
サラリーマン月給 36,200円 厚生労働省の賃金構造基本統計調査
あんぱん 15円
しょうゆ(1L) 114円
そば(1杯) 60円
コーヒー(1杯) 77円
ビール(大瓶) 120円(現代価格に換算602円) 総務省統計局の小売物価統計調査
映画代 259円(現代価格に換算1,281円) 総務省統計局の小売物価統計調査
理髪料 416円
ガソリン(1L) 53円(現代価格に換算266円) 総務省統計局の小売物価統計調査(東京都)
JR最低運賃 20円(都バス20円)
タクシー基本料金 100円
カメラフィルム(白黒35枚) 175円 東京都小売店標準
白黒テレビ 189,000円 松下電器の主力商品
はがき 7円
高校授業料(1か月) 800円(公立)、3,610円(私立) 東京都の標準

 

1967年のできごと

2月1日 森永製菓が「チョコボール」を発売。
2月11日 初の建国記念日。
2月20日 トヨタ自動車が「ハイエース」を発売。
(4月には「ランドクルーザー」56型、5月には「2000GT」を発売、11月には「センチュリー」を発売)
3月20日 本田技研工業が「N360」を発売。
4月20日 サントリーがびん入り生ビール「純生」を発売。
4月28日 モントリオール万博が開幕。
5月30日 東洋工業(マツダ株式会社)が世界初となる2ローターロータリーエンジン搭載のスポーツカー「コスモスポーツ」を発売。
7月14日 タカラが「リカちゃん人形」を発売。
8月1日 資生堂が男性化粧品「MG5」を発売。
8月3日 公害対策基本法公布。
8月10日 JCBが日本初の国際クレジットカード発行。
9月1日 三菱電機が電気掃除機「風神」を発売。
10月2日 ニッポン放送系ラジオ番組「オールナイトニッポン」が放送開始。
10月2日 ツイッギー来日。ミニスカートブーム到来。
10月20日 吉田茂元首相死去。(10月31日、戦後初の国葬を日本武道館で営まれる)
10月30日 鹿島石油設立。
11月1日 東急百貨店本店開店。
11月1日 シチズンがカラー時計「クリスタルセブンカスタム」を発売。
11月21日 小田急百貨店新宿店本館完成、11月23日全館営業開始。
12月16日 早川電機工業(シャープ株式会社)がIC電卓を発売。

 

1967年に発売またはヒットした歌

<邦楽>

歌手 曲名 作詞 作曲
ザ・タイガース モナリザの微笑 橋本淳 すぎやまこういち
ザ・ピーナッツ 恋のフーガ なかにし礼 すぎやまこういち
美空ひばり 真赤な太陽 吉岡治 原信夫
佐良直美 世界は二人のために 山上路夫 いずみたく
森山良子 この広い野原いっぱい 小薗江圭子 森山良子
中村晃子 虹色の湖 横井弘 小川寛興
弘田三枝子 渚のうわさ 橋本淳 筒美京平
美川憲一 新潟ブルース 山岸一二三、水沢圭吾 山岸英樹、中川博之、小杉仁三(編曲)
石原裕次郎 夜霧よ今夜も有難う 浜口庫之助 浜口庫之助
伊東ゆかり 小指の想い出 有馬三恵子 鈴木淳
北島三郎 博多の女 星野哲郎 島津伸男
ザ・スパイダース バン・バン・バン かまやつひろし かまやつひろし
朱里エイコ イエ・イエ(レナウンCM) 小林亜星 小林亜星
津山洋子、大木英夫 新宿そだち 別所透 遠藤実
京山幸枝若 会津の小鉄 松島一夫 和田香苗
坂本九 レットキス(ジェンカ) 永六輔 Rauno Lehtinen
デューク・エイセス いい湯だな 永六輔 いずみたく
ザ・ドリフターズ いい湯だな(ビバノン・ロック) 永六輔 いずみたく
ザ・フォーク・クルセダーズ 帰って来たヨッパライ ザ・フォーク・パロディ・ギャング 加藤和彦
布施明 霧の摩周湖 水島哲 平尾昌晃
舟木一夫 夕笛 西条八十 船村徹
三波春夫 世界の国からこんにちは 島田陽子 中村八大
黛ジュン 恋のハレルヤ(デビュー曲) なかにし礼 鈴木邦彦
緑川アコ カスバの女 大高ひさを 久我山明
ジャッキー吉川とブルーコメッツ ブルー・シャトー 橋本淳 井上忠夫

 

<洋楽>

アーティスト 曲名 邦題 作詞 作曲
The Supremes Love Is Here and Now You're Gone 恋ははかなく Holland-Dozier-Holland
The Monkees Daydream Believer デイドリーム John Stewart
Frankie Valli Can't Take My Eyes Off You 君の瞳に恋してる Bob Gaudio,Bob Crewe
The Beatles Penny Lane ペニー・レイン John  Lennon,Paul McCartney
The Rolling Stones We Love You この世界に愛を Michael Philip Jagger,Keith Richards
Aretha Franklin A Natural Woman ナチュラル・ウーマン Carole King,Gerry Goffin
Scott McKenzie San Francisco 花のサンフランシスコ John Phillips
Procol Harum A Whiter Shade of Pale 青い影 Keith Reid,Gary Brooker,Matthew Fisher
Simon & Garfunkel At the Zoo 動物園にて Paul Simon
Bee Gees Massachusetts マサチューセッツ Barry Gibb,Robin Gibb,Maurice Gibb
Bob Dylan Leopard-Skin Pill-Box Hat ヒョウ皮のふちなし帽 Bob Dylan
Herman's Hermits There's a Kind of Hush 見つめ合う恋 Geoff Stephens ,Les Reed
Bobby Hebb Sunny サニー Bobby Hebb

 

テレビ

4月3日 NHK「きょうの健康」放送開始。
4月5日 関西テレビ系「仮面の忍者 赤影」放送開始。
4月9日 NHK「趣味の園芸」放送開始。
7月3日 TBS系「コメットさん」(主演:九重佑三子)放送開始。
10月1日 TBS系「ウルトラセブン」放送開始。
10月11日 NET系(現 テレビ朝日)「ジャイアントロボ」放送開始。

 

漫画

1月 パーマン(藤子・F・不二雄)、週刊少年サンデーで連載開始。
4月 天才バカボン(赤塚不二夫)、週刊少年マガジンで連載開始。
8月 いなかっぺ大将(川崎のぼる)、小学五年生で連載開始。
8月 ルパン三世(モンキー・パンチ)、漫画アクションで連載開始。
12月 あしたのジョー(原作:高森朝雄、作画:ちばてつや)、週刊少年マガジンで連載開始。
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